国際基準のカイロ
9期卒業生 坂西龍之介さんが、米国パーマー大学・大学院に進学!
2007年3月に本学を卒業した坂西さん。卒業生で初めて、米国の名門パーマー大学の大学院に進学が決定しました。おめでとうございます。
卒業し、大学院進学までの道のりや、夢などを語っていただきました。
進学おめでとうございます
ありがとうございます。
坂西さんは、英語が得意だったんですか?
いえ、全然(笑)。むしろひどい状態でした。中学生よりしゃべれないくらいですかね・・・受験英語や単語は知っているけど、話す・聞く、となるとまるっきりダメでした。
じゃあ、パーマー大学院に進学するためには、相当な努力をされたでしょう?
意気込みだけは誰にも負けない自信がありました。カイロをもっと専門的に極めたい、という夢というか、モチベーションがありましたから頑張れましたね。費用的なこともあって、英語圏であるフィリピンに渡り、英語学校に入ったんです。
そこで、飛躍的に英語力を伸ばした、というわけですね。
はい。といっても、英語学校は1か月で辞めてしまいました。意味がない、と途中で気が付いてしまって。英語学校だから、レベル別にクラス分けされているんですが、僕は、どうしてもパーマー大学院進学レベルに早く達したかった。自分の力不足はさておいて、クラスメートの意識とか、クラスの英語力に合わせた授業のペースが歯がゆくて、「これなら独学でもいい!」と思い、辞めてしまったんです。
ということは、それからは独学でマスターしたんですか?
学校を辞めてから、ホームステイ先をすぐに探しました。英語漬けの生活にしないと最短でマスターはできない、と思っていたので、帰国はしませんでした。まずはホストファミリーを決めて、それから家庭教師をつけて英語を勉強して、あとは独学です。フィリピンにはトータル3ヶ月いて、そのあとは実家の新潟に帰り、独学でした。
最初の英語のレベルは中学生並みだ、とおっしゃっていましたが(笑)、TOEFLとかでどのくらいだったんですか?
最初はひどいもんですよ。TOEFL(現在はIBTマックス120スコア)で、58。半分以下でした。それから約1年間でTOEFLと大学院進学のためのGREのスコアを取ったんです。1年本気で頑張れば、誰にでもできる、ということがわかりました。
独学でやるには、かなり気力というか、意思が必要ですね。
そうですね。ただ、僕はカイロプラクティックを生業とするには、これから英語力は必須だと思っていたので、進学するしないにかかわらずマスターしたいと考えていました。外国人の患者さんもRMIT(現TCC)卒業生はたくさん診るし、コミュニケーション能力や愁訴を知るためにも必要。それに、最新の文献や論文はたいてい英語なんで、それを翻訳を待つのではなく、自分で読みたかった、というのもあります。
パーマー大学院に進学するには、何が必要でしたか?
まずは、TOEFLとGREのスコア。それから3人の推薦状です。そのうちのひとつはRMIT大学在校時に研究の先生だった人からの推薦が必要だということで、竹谷内伸佳先生に書いていただきました。それと、一愿先生からも書いていただきました。あとは、英語で書いたエッセイ、履歴書、RMIT時代の成績証明書です。
大学院に進学後は、何をしたいんですか?
もっと臨床研究を続けたい、というのがかねてからの僕の希望でした。カイロは、まだ未科学の部分が多く、それをできるだけ解明したかった。RMITでは、国際基準のカイロプラクティックでベースをマスターし、それから一歩進んで研究、となると、やはりカイロプラクティック発祥の、最新の技術を持ったアメリカの大学院、カイロプラクティックを最初に教えたパーマーで、という目標ができたんです。
あちらでは、基本的に研究と授業の二本立てです。授業は、クリニカル・リサーチといってプレゼンテーションや論文の書き方などを学ぶ授業や、解剖、生体力学、生理学などの基礎学問のベース固めです。とにかく、毎日勉強漬けで頑張る、ということですね。
パーマーの大学院は2年ですよね。2年でどのくらい費用がかかるんですか?
2年間で授業料約170万円くらいです。
じゃあ、本学の卒業生全員、夢のまた夢、という金額ということでもないですね。
そうですね。夢ではけしてない、ということを僕が実証したわけです。
卒業後、とはいってもこれから進学する人だから具体的ではないかもしれませんが、どうしたいと考えていらっしゃるんですか?
卒業後は、大学院での研究を生かしていきたい。日本に帰って、RMIT時代の仲間と一緒に働いて、研究と臨床を並行して続けていきたいですね。クリニック経営、ということも考えたことはあるけど、経営的なノウハウとか、資金繰りとか、そういう面倒なことはすでに開業している仲間に任せて(笑)、僕はそういうことにかかるパワーを仲間と一緒に研究と臨床に注いでいきたいと思ってるんです。
最後に、後輩や入学を考えている人たちに向けてメッセージを。
知りたいことは、とことん遠慮せず、先生たちに食いついて聞いてほしい。RMITには日本のトップの先生たちが大勢いるから、そんな先生たちがギブアップするくらい、しつこく纏わりついて(笑)、疑問を解決していってほしい。お互いに高めあえるし、わかりあえる。
あとは、けして高慢になるな、ということ。カイロプラクティックの有効性は、科学的に解明されていない部分もあるのに、知ったかぶりをしてはいけない。知ったかぶり、驕り高ぶりは、君たちの知識に歯止めをかけてしまうよ、ということ。
入学を希望する人たちには、「カイロプラクティックを学ぶなら、迷わずTCCへ入れ。卒業して、僕たちと一緒に頑張ろう」と言いたいですね。
坂西さん、ありがとうございました。アメリカで頑張ってください。またいい報告があればご連絡くださいね。
はい。ありがとうございました。
(インタビュー・記事:広報部 佐藤靖子)





ふきのとうみそ
携帯で説明会予約や最新情報をGET! 


