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カイロプラクティックとは
カイロプラクティックとは
カイロプラクティックは、1895年に米国人D.D.パーマーによって創始されたヘルスケアで、アメリカを中心に世界80カ国以上で行われています。現在では、米英豪など世界主要30カ国で法制化されています。
カイロプラクティックの「カイロ」はギリシャ語で「手」、プラクティックは「治療」を意味します。
薬や手術に頼らず、背骨の構造的・機能的異常を正すことで、さまざまな神経や筋肉の働きを正常にする、人間の自然治癒力が最大限に発揮させる手技療法です。
特に重篤な循環器系、脊椎の悪性腫瘍など器質的疾患以外の腰痛、椎間板ヘルニア、肩こりに大変効果があり、1994年のアメリカの米国連邦政府ヘルスケア-政策・研究局の調査結果では、急性腰痛に対する最も有効な治療法として脊椎マニュピレーションをあげています。
脊柱マニュピレーションの専門家の94%はカイロプラクターであるといわれており、疼痛の緩和に最適との評価を国民からも受けています。
そのため、整形外科よりも椎間板ヘルニア、腰痛、肩こりにはカイロプラクティックが安全で有効であり、医師、理学療法師でさえ、カイロプラクティックに関する相当の知識と技術を身につけていと、マニュピレーションを行うことは大変危険であるといわれています。
ただし、相当の教育を受けたカイロプラクターは極めて安全であり、かつ基礎医学的知識も医学部同等レベルで教育を受けているため、カイロプラクティックの問診および初診の検査において重篤な疾病を見抜き、医師の治療を勧めたり、逆に医師もカイロプラクティックを薦めることもあります。
カイロプラクティック治療の特徴
カイロプラクティック(Chiropractic)の「Chiro」は手を、「Practic」は技を意味するギリシャ語を発祥とするように、主に手を用い背骨を矯正することにより身体の不調を改善する手技療法です。
筋骨格系の機能、構造的な障害とそれが及ぼす神経系の機能異常、ひいては健康全般への影響を判断、治療、予防する専門職です。脊椎マニュピュレーション(アジャストメント)を主にした徒手治療を特徴とします。(世界カイロプラクティック連合の定義より引用)
骨格構造は神経の働きと関連がありますので、からだの不調を招きます。カイロプラクティックは腰痛、肩コリや肩の痛み、首のコリ、神経痛、しびれ、関節痛、頭痛、膝・足の痛みに有効です。
カイロプラクティックの治療方法としては、まず病歴を取り、姿勢分析や各種検査を行います。総合的に背骨の歪みや動きの異常などを判断してから治療の順序を組み立てます。治療は症状や個人差を考慮した手技治療を行います。通常治療には痛みを伴いません。
TCCで教えるカイロプラクティックテクニック
東京カレッジ・オブ・カイロプラクティック(TCC)は基本を重視しています。カイロプラクティックが100年以上もの間人々に親しまれ、発展してきた理由のひとつに、カイロプラクティック基本の「手で治療する」テクニックが守られてきたことがあります。
本学で教えるテクニックは、ディバーシファイド・テクニック、ガンステッド・テクニックの2種類に重点を置いています。
学問としてのカイロプラクティック
カイロプラクティックの特徴は「哲学、科学、技術」の三位一体化といえます。現代西洋医学の特徴は、高度に進んだ科学と技術です。カイロプラクティック教育では西洋医学と同じ科学を学びますが、理論の基礎となる「哲学」と独自の「技術」が加わる点に特徴があります。哲学と言っても難解なものではありません。特にカイロプラクティックが対象とする分野では人間を全体的に捉える観方、健康や患者さんのケアなどの本質を追及する態度、プロフェッション(職業)として自己反省の気づきなどです。哲学を学ぶことで病気や症状という現象に止まらず、健康や生命観という本質の重要性に気づかせてくれます。人間の最後の支えがモノより心であることに共感して頂けるなら哲学の重要性をご理解できると思います。
4200時間以上の基礎医学・カイロ学・臨床実習を体系的に学ぶ
カイロプラクターは、医学部同様の医学系科目を履修し、医学的知識、臨床知識、カイロプラクティック哲学を身につけます。
国際基準では、4200時間以上と定められており、国民の安全を守るために世界保健機関(WHO)も全世界の各国にカイロプラクティック教育基準の勧告しています。
大学院での研究もさかん
カイロプラクティックは現在、アメリカをはじめとする世界主要77カ国で法制化されており、診断権を持つ国も少なくありません。その有効性と安全性はWHOが認めていることからも理論的に証明されており、大学院でさらに専門分野を極めるべく研究を続けている世界中の学生がいます。
本学からは、5名の卒業生がオーストラリアRMIT大学の大学院に進学し、それぞれ専門的研究を行い国内外から高い評価を受けています。
カイロプラクティックの適応症
カイロプラクティックは、さまざまな不調に効果があります。「未病の医学」と呼ばれていることから、病気の一歩手前でのカイロプラクティック治療が特に有効です。
下記に示した症状以外でもカイロプラクティックで良くなるケースがあります。
| 腰に関する症状 | 慢性腰痛、急性腰痛(ギックリ腰など)、骨盤の歪み、軽度の椎間板ヘルニア |
|---|---|
| 肩・首に関する症状 | 肩コリ、四十肩・五十肩、首の痛み、ムチウチ損傷、頚椎椎間板ヘルニア(ぎっくり首など) |
| 手・腕に関する症状 | 手・腕のしびれ、神経痛、腕・ひじの痛み |
| 背中に関する症状 | 背中の痛み・コリ、猫背、姿勢改善、からだの歪み、 倦怠感・慢性疲労 |
| 脚・下半身に関する症状 | 関節痛・ひざの痛み、股関節痛、脚の痛み、脚の長さのアンバランス、月経前症候群・生理痛、精力減退 |
| 頭に関する症状 | 頭痛、めまい、顎関節症、自律神経失調症、不眠症 |
カイロプラクティックの禁忌症
カイロプラクティックは様々な不調に効果的ですが、一部の症状や病状にはそぐわないものもあります。代表的なものは以下のものです。
また、自覚症状からみた禁忌症もありますが、カイロプラクティックでは初診において様々な検査、問診を通して禁忌症を特定する能力と技術で判断し、場合によっては医療機関に紹介する方法をとっています。
| 循環器疾患 | クモ膜下出血、脳・脳幹・小脳出血および梗塞、脳動静脈瘤、心筋梗塞、狭心症、眼底出血など |
|---|---|
| 血液疾患 | 白血病、血小板減少症、血友病などの出血素因のあるもの。 |
| 腫瘍性疾患 | 悪性腫瘍全般、たとえ良性でも脳腫瘍、脊椎腫瘍などの中枢性疾患など |
| 急性炎症性疾患 | 髄膜炎、急性肝炎、急性膵炎、腹膜炎、虫垂炎など |
| 感染症 | 赤痢、コレラ、猩紅熱、ジフテリア、日本脳炎、結核、インフルエンザ、肺炎、破傷風など |
| 外傷 | 頭部打撲、骨折全般、裂傷、挫傷、熱傷など |
| 中毒症 | 重金属、ガス、有機溶剤、農薬、食品、薬など |
| その他 | 急性腹症、網膜剥離、後縦靭帯骨化症、脊柱管狭窄症、リウマチ、筋萎縮性疾患、二分脊椎症、脊椎スベリ症、重度の変形性脊椎症、重度の骨粗鬆症など |








慢性腰痛、急性腰痛(ギックリ腰など)、骨盤の歪み、軽度の椎間板ヘルニア
頭痛、めまい、顎関節症、自律神経失調症、不眠症


